山形大学医学部 腎泌尿器外科学講座
Department of Urology,
Yamagata University Faculty of Medicine
インタビュー Interviews
A先生
- 出身や家族構成について
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妻(歯科医師)と子供3人です。
- 子育てと仕事との両立で苦労したことはありますか?
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両立出来ているかどうか分かりませんが、今は仕事よりも気持ちの上では子育ての方に重きがある気がします。当直で家に帰れない日は妻に育児の負担が集中するので、少しでも負担が減るよう当直前日に夕食の仕込みをしておくようにしています。
子供が病気等で学校を休むときは妻に仕事を休んでもらっています。頭が下がるばかりです。
- 子供が生まれる前と生まれた後では仕事の仕方に変化はありましたか?
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仕事にメリハリをつけてこなし、ダラダラと職場に居ないように定時帰宅を目指して仕事ができるようになりました。決して、仕事を中途半端に終わらせて退社することはありません。帰宅してからは仕事の事を考えることは殆どなくなりました。帰宅して子供を入浴させて夕飯食べさせて歯磨きさせて絵本読んで寝かしつけて、洗濯して翌日の幼稚園の準備して翌朝の食事の準備して就寝。翌朝6時に起きて子供起こして朝食→歯磨き→お着換え→7時半出発。平日はいつもこんな感じです。土日祝日も仕事でない限りは家事育児が中心です。
- 泌尿器科医を目指す学生にアドバイスをお願いします
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どんな診療科でもその診療科なりの大変さはありますし、泌尿器科もそうです。ただし泌尿器科は、「家庭に帰れる」働き方ができる診療科だと思います。子育てをしながら働く医師も多いので、その大変さを理解している医師も多いと思います。私はもう一度医学部を卒業した頃に戻ったとしても、きっと泌尿器科を選ぶでしょう。それくらいバランスのとれた魅力ある診療科です。仕事・研究だけでなく、子育て・家事の悩みやアイディアも共有しながら一緒に歩んでいきませんか?